福岡県が燃料電池(FC)バスの出発式を開催しました。
2017.09.29
9月29日、福岡県は、水素で走る燃料電池(FC)バスの試験運行を県内で実施するに当たり、福岡県庁で出発式を開催しました。
このたび、福岡県は、トヨタ自動車株式会社から今年2月に日本で初めて発売された「トヨタFCバス」を借り受け、バス事業者である西日本鉄道株式会社、昭和自動車株式会社、北九州市交通局が、10月8日まで走行性能などの検証や一般向けの試乗会を行います。
知事は、「FCバスは水素で走行し、二酸化炭素などを出さないためクリーンで、大量輸送に適しているだけでなく、災害時の避難所などにおいて電気を供給する機能も併せ持っています。この試験運行を通じて、一人でも多くの皆様に、FCバス、そして水素エネルギーに対する理解を深めていただきたい。」とあいさつしました。
その後、知事は来賓とともにFCバスに試乗し、FCバスのクリーンで静かな乗り心地を確認しました。
(写真)あいさつする知事
(写真)テープカットの様子
(写真)試乗会で走行する「トヨタFCバス」